製造機械の設計製作
明光堂に出来ること
私たち明光堂の使命は「お客様の欲しいものを作る」です。
明光堂の技術開発チームはその使命に基づき、構想から、機械設計・電気設計、部品加工、組み立てを全て自社内で一貫して行う体制を長年に渡って作り上げてきました。理由は可能な限り多くのお客様の要望に応えるためです。加工領域をどこまでも拡げることに日夜取り組んできました。
多種多様な針を製造するべく様々な機械を設計開発してきた技術開発チームは、今や針だけでなく、様々な線材加工品・金属加工品を製造するための機械を製作しております。更に、成形のための金型を流動解析ソフトを用いて設計することも行っています。
設計から製作まで
①開発スケジュールの組立
開発案件が発生した際に、「DR デザインレビュー」を開催します。
案件の詳細(形状・販売数量・希望納期など)をお客様にヒアリングし、技術開発チームと製品の基礎的な情報のすり合わせを行います。
また、DRの中で工程の設計も行い、製造上の問題点の抽出と解決策を検討します。
②構想設計
開発案件に新規設備の立ち上げが必要な場合、製造設備の構想をたて、設備の概算見積りを作成します。
③機械設計
お客様に製品の詳細な規格、数量や納期についてヒアリングを行い、お客様のご希望に沿えうる機械の構想を決めていきます。
明光堂が70年間積み重ねてきた機械設計のノウハウを用いながら、2D・3DCADを用いた機械設計と、シーケンサを用いた電気制御設計を行います。
④設備の組立・試運転
設計した設備に必要な部品を調達、あるいは社内で加工製作し、製造設備を組み立てます。
設備組立後、試運転を行いながら、試作品を製造しお客様に評価して頂きます。
評価が良好であれば、限度見本を作製し、本格的に量産準備を開始します。
安定した品質・信頼性が確認出来るまで、設計～試運転までを繰り返します。
⑤量産
量産開始後も常に製造工程の改善箇所を探し続け、生産性向上・品質向上に努めます。
流動解析
樹脂成形品の開発案件の場合は、金型を製作する前に、流動解析ソフトを使用し、樹脂の種類・ゲートの位置・取数・金型温度・金型設計などを把握する事が可能です。
射出成形品の金型はかなり高額な事から、事前に情報を把握する事でリスク回避を行えます。