線材・金属加工技術
製針技術から展開した線材・金属加工技術
明光堂は伝統ある製針技術を発展させ、様々な線材・金属加工品を製造してきました。
新しい商品が生まれる度に、新しい技術を取り込み、それが積み重なった結果、現在では幅広い加工領域(ヘッダー加工、尖頭加工、曲げ加工、潰し加工、せん断加工、プレス加工など)を有しています。
一つの製品に対して一つの製造機械を作ります。製造機械から設計・開発する為、お客様が本当に必要とする製品を作ることができます。
明光堂の線材金属加工は製針から展開したものであるため、細い線材の加工に優れています。元々はそういった細物の線材加工が中心でしたが、現在では製針以外の線材金属加工を行う中で太物の線材加工も行うことが可能になっています。
線材・金属加工とは
線材、いわゆる「ワイヤー」の加工には色々なものがあり、明光堂では、直線加工・尖頭加工・ヘッダー加工・曲げ加工・潰し加工・せん断加工などを行っています。
また、線材加工だけでなく、板材の打ち抜き加工も行っています。
曲げ加工
様々な要望に応えるべく、曲げ加工を行う機器を自社で設計・製作しており、自動機で大量に加工している製品もありますが、数量が少ない場合は、治具を作製します。
材質・線径・長さ・形状を考慮しながら設計を始める為、幅広い要求に対応することが可能です。
潰し加工
針の端面や線材の中央に潰し加工を施す事が可能です。
主に抜け止めとして使用されます。
自動機の中では1分間の間に400本の針に潰し加工が出来る物もあります。
ヘッダー機で潰しを入れる場合は、金型の形状次第で様々な形状に潰しを入れる事も可能です。
プレス打ち抜き加工
単発型と順相型があり、ニードルスレーダーの様な工程がいくつもある製品には順相型を使用します。
プレス工程の他にワイヤーを加工する工程には明光堂のノウハウが詰まっています。
製品の洗浄研磨
明光堂は自社にて製品の洗浄を行う設備を用意しています。
製品の形状や大きさによって、洗浄方法や洗浄に使用する洗浄剤が異なります。様々な製品に対応するために洗浄の研究を続けています。
また、洗浄だけでなく、研磨剤を用いて研磨し、あえて針先を鈍らせるなどの加工を行うこともできます。